楽に生きよう。

人生100年時代、誰もが初めての時代がやって来る。

新潟の秘湯【貝掛温泉】

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貝掛温泉玄関




両側に雪の壁。

やっと1台車が通れる急な下り坂を降りて行くと橋がある。細くて頼りない橋を渡り、少し走ると1軒の温泉旅館があった。

日常を忘れさせてくれる佇まい。

落ち着いた白髪の眼鏡をかけた男性が出迎えてくれた。

広い玄関には、米俵が。流石米どころ新潟。

日帰り入浴は

大人1名¥1200

受付時間は11:00〜14:00

入浴時間は15:00まで。

 

建物は古いけれど、玄関のたたきも床暖房にしてあるそうだ。そして館内のあちこちにストーブが置かれていて暖かい。

早速、浴場へ♪

廊下には稲が干してあった。稲もインテリアになってしまうんだなぁ。

そして浴場の手前に神様の部屋があった。

天井の低いその部屋は神々しくて、すぐには足を踏み入れることができない。廊下から会釈をして浴場へ。

 

雪見温泉はとても趣があって、ぬるいお湯と熱いお湯に交互に浸かりながら青空を眺めた。そのうちに心が清々しくなって、カラダも心もホカホカ。

 

風呂上がりには、すんなりと神様の部屋へ入ることができ、素敵な景色と気持ちの良いお湯に感謝を込めて手を合わせた。

 

大浴場の前の壁にかけてあった文を読んで、更に心が暖かくなる。自然の厳しい環境にある温泉場を守るための想像もつかない苦労と決断。そして訪れる旅人への心配りが綴られている。旅館を守り続けてきた貝掛温泉の皆様の心の内がスッと伝わる素敵な文章だった。

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山のいで湯を守って

 

この空気感をゆったりと味わいたい気持ちもあったけれどチェックインの方達で賑わってきたので、名残惜しみながら旅館を後に。

 

今度は泊まりで来たいな。

 

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国道17号を横道に入ると雪の壁

 

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橋からの眺め

貝掛温泉ホームページ

https://kaikake.jp/